2013年9月4日水曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】(番外編)素晴らしきかな三峰口駅

乗り心地はいいしカッコいいけど左の「白いアイツ」がニクい!
先日の秩父鉄道「さよなら国電リバイバル1000系貸切ツアー」の番外編とでもいおうか。三峰口での様子をお伝えしようと思う。関東の駅百選の第3回選定駅でもあり、昭和5年の開業以来の様子を伝えてくれる駅で、三峯神社の玄関口でもある2面3線の立派な駅だ。

大先輩であるオリジナル電車100形も興味津々(かも)
でもやはり、いちばんの見物は駅舎とか駅ホームといった駅そのものというか、そのたたずまいなのだと思う。秩父鉄道には素敵な駅がたくさんある。和銅黒谷や長瀞といった美しく整備された駅もあり、ほかにも、昔ながらの駅舎は多数あるから、このページを読んでくださる鉄仲間のみなさんには、それぞれお好みの駅がありそうだ。
由緒正しいニッポンの駅の風景ですなあ
私は、むかあし昔、駅本屋のそばに木造の大きな屋根のある貨物ホームがあり、駅の奥に鉱石の積み込みを行うホッパーがあったのを覚えている。どちらもすでに使われていなかったけど、そのたたずまいに心惹かれた記憶がある。その頃は小学生でカラーネガで電車を撮るのが精一杯だったので、写真には残していない。
三峰口駅の木造屋根をうまく写真にしてみたかった
昔の青梅線や五日市線みたいにも見える
もっとも、その頃はこの駅に蒸気機関車が牽引する列車が走ってくるようになるとは思わなかったし、1000系が国鉄リバイバルカラーで走ることも、こうして6連を組むことも想像だにしていなかったのだから。この趣味を長くやっていると、いろいろなことがあるものだとつくづく思う。