2014年1月24日金曜日

【秩父鉄道7800系撮影記事】ナナハチ、冬空に輝く

広瀬川原では7803編成を目撃

■ナナハチざんまいの冬の日
秩父鉄道1000系1003編成オレンジバーミリオンIIに乗った日のことだ。列車が広瀬川原を通過したときに、留置中の7803編成を目撃した。いまにでも試運転を始められそうな雰囲気で、着々と秩父ナナハチくんが増え続けているのを感じた。

熊谷に到着すると、7801編成が「大滝氷まつり」ヘッドマークがついて昼寝中。7802編成は羽生方へ出庫準備をしていた。これならばはすぐにナナハチを撮れるな、と思い田んぼのなかの駅で下車して、ほどなくして現れたのが熊谷で出庫準備をしていた7802編成だ。

2連だとレリーズ位置を3連と変えなくちゃね、ここ

■2連と3連でレリーズ位置や構図が変わるかも
ううむ。かわいいというかカッコいいというか。私はこの電車が好きだ。でも、いままで秩父では3両編成で構図を考えていたので、2両編成だとレリーズ位置や構図が本当なら変えるべきなのだろうなあ、とファインダーを見ながら唸った。

ご存じの方にはおわかりだろうけど、この場所は気をつけないと背景の小学校の校舎が目立ってしまうから。カメラの高さをたかくしてしまうと、線路の向こう側の沿道の白いガードレールも目立ってしまう。

反射がまぶしいぞ、ナナハチくん!

■切妻顔がギラリ
もちろん、15分程度で戻ってくる下り列車も撮った。こんどは望遠レンズを使い、場所も少し移動して正面がちにして。案の定、西日が反射してまぶしいほど……それどころか、ハイエストライト部分が白とびするからJPEGでは撮りたくはないほど。よく光るなあ。

■デハ方をうまく撮影できる場所を考えておかなくては
今度はデハ方(前パン側)をうまく撮れる場所を考えたい。7804編成も恩田の工場建屋から出ているところが目撃されて、そう遠くないうちに秩父へやって来るだろう。春から4編成にもなれば、ナナハチ遭遇率も高くなる。「ナナハチ対策」は今後の東急系秩父ファンには必須だろう。というのは、上り方がデハであり、パンタグラフがあるのは1000系電車とことなり上りを向いているから。そうなると、日中は主要撮影地で前パン側は順光にならない。

「逆光は勝利」(『究極超人あ〜る』より)と思えるならかまわない。それをふくめて対策は練っておくべし。

【撮影データ】
Nikon D7000/AI Nikkor 50mm F1.8S, AI Nikkor ED 180mm F2.8S/RAW