2014年2月4日火曜日

【西武多摩湖線新101系撮影記事】早春の「秋号」、多摩湖北線を行く

今年の冬は穏やかな気がする。首都圏でいちばんが積雪量が多いのは2月らしいから、これから大寒波到来! ということがあるのかもしれないが。

いま梅があちこちで咲いているようだ。長瀞宝登山のロウバイが見頃だと、池袋や西武鉄道の駅でさかんにキャンペーンを繰り広げている。たしかに、自宅付近の梅もちらほらと咲き始めて、あたりに香りを振りまいている。 

さて、この週末は自宅にいたのだけど、穏やかな日差しに誘われて、近所の電車を見に行ってみた。なんとなく乗り継いでたどり着いたのは湖のほとりの遊園地入口の駅。西武遊園地駅だ。

白い電車と赤い車……

ぽわんとして、風もなくて2月とは思えない陽気のせいで遠くがかすんで見える。いや、近くもかすんで見えるかも……。今日はマニュアルフォーカスニッコールレンズのAi28ミリF2.8S、同50ミリF1.8S、そしてAi改造ニッコール135ミリF2.8をつけているので、なおのこと絞ってもぽわんとしているかも。

春になる前に「秋」号が登場

ぽわんとした陽気ですが、まだ2月です

遊園地駅南口はいつ来ても閑散と
2月というのは私には、もう冬も飽きてきたな、と思わせる季節だ。一足先に春のような陽気を味わうとなおさらそんな気持ちになる。「冬の遊園地駅」というとものすごく閑散として寒々しい絵を想像してしまうところだろうが、かすみがかった陽気のせいで閑散とはしているけどけだるくのんびりした絵になったのは、なんだかおかしい。多摩湖線はそんなのんびりした雰囲気がいまでもあるところが素敵だと思う。

きっと、本当の春になったらたくさんの人がいる絵も撮れるよ。