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ツートンカラーの502編成(白久〜三峰口) |
前回のエントリーで、秩父鉄道の秩父地域開通100周年記念イベントに関連した、謎(?)の「急行リバイバルカラー」について思わず熱狂したものの、私の手元には秩父鉄道300系電車の写真はもう、このブログと旧ブログでお見せしたもの以外には、お見せできるようなものがない。当時、小学生から中学生でいまよりもずっと写真の腕が稚拙だったからだ。
そこで、以前もお見せしたことのあるカットを再スキャンしたので、1987年4月初めの春休み時期(1987年4月3日とポジの箱に書いてあった。フィルムはEN:エクタクローム100)に秩父鉄道を訪問した際に撮影したポジフィルムをお目にかけようと思う。それでも既出のカットが多いことはご容赦いただきたい。
その日は100形と300系電車の動向を知りたくもあり、急行「秩父路」に乗るために、西武沿線在住だったその頃の私にしては珍しく高崎線に乗り、熊谷から秩父鉄道訪問を始めたようだ。当時の時刻についての記録をしていないが、現在でも平日は熊谷9時3分発の下り急行が昼間走る最終の急行(その後は18時発)だから、おそらく8時半頃に熊谷に降り立ったはずだ。現在の平日の急行列車は影森止まりだが、当時は三峰口行きだった。
そして、熊谷駅南口へいたる通路から秩父鉄道の電車を見渡してみて、新塗装(いまでいうところの「チョコバナナ塗装」)への移行がほぼ完了し、廃車予定の100形以外の電車は、この500系電車の(おそらく)1編成を残して新塗装をまとっていたことを知った。