2015年10月28日水曜日

【東武越生線PETIT撮影記事】『オゴセ戦記』


■人間は弱い
「秋の日は釣瓶(つるべ)落とし」とは、むかしの人はうまいことを言ったものだ。すっかり日没が早くなり、もう10月も終わりの秋の本番になりつつあると日々思う。終わらない原稿を目の前に焦るわけですよ。アップしかけでブログをまる一日、いや二日だったか放置するほど。なんだこのフェリーニの『8 1/2』みたいな、メタ的な前書きは。

問題は、その原稿の山はこのブログのための創造物でもなんでもなく、ほんとうに実在するということ。影との戦いに負けているよ、私。ここでいう影とは、人間の弱さのことですね。私が弱いだけだ。

■毛呂山通いも一段落
さて、先週半ばから今週頭まで、毛呂山町に毎日出かける用事があったことはここ数回のエントリーでも記した。その用事はぶじに済んだために、毛呂山通いは一段落したところ。そのおかげで、原稿の山が高くなってしまったというわけだ。


その毛呂山通いは、はじめのうちこそ東飯能→高麗川→毛呂というルートを使っていたものの、JR八高北線(非電化区間)の接続の悪さに嫌気がさし、行きは国際興業バスを使い、帰りは東毛呂→坂戸→川越市→本川越という東武越生線を使用するルートを使った。東武越生線のほうが本数が多く、東毛呂から歩いても近いうえに、KKJバスの接続もいいからだ。学生さんたちももっぱらこのルートを使うように見受けられた。

■ホテルはリバーサイド、越生線もリバーサイド
その際に、やっぱりヲタ心もわくというわけで、わずかな時間をやりくりして日没後の越生線を少しだけ撮ってみた。D7000 に52mm 相当になるAF35mm f/2Dか、Nikon1 V1と10.5mm レンズしか持ち歩かなかったので、画面にあまり変化はないね。




■81107編成と81111編成の交換も見ているのに
じつは、なんどかセイジクリームとツートンカラーの二大リバイバルカラーの交換も目撃していた。撮影目的の外出ではなかったので、いちど逃してから待つほどの余裕がなかったのは残念。まもなく、フライング東上リバイバルカラー化される8000系ワンマン車と50090系電車も現れるそうだから、東武越生線&東上線はアツくなるようだ。

そのまえに、昼間のうちに越生線に行ってみたい。昨年1月の訪問も夕方だったから。地味な路線だけれど、8000系電車が行き来するようすはなかなかいいな、とも思ったしだい。