2016年11月27日日曜日

【JR八高線PETIT撮影記事】キハ110のこと


JR八高線のうち、非電化区間である高麗川〜高崎を走るのはご存知のとおり、キハ100系気動車だ。キハ100系気動車はJR東日本の非電化区間各線で見られる。JR東日本の非電化路線での標準形式といってもいいだろう。このうち、八高線を走るのはキハ110、111、112形の200番台と呼ばれる車両だ。1993年に投入が開始され、1996年からはこのキハ100系列に統一された。それ以来たいして大きな変化は見られない(少なくとも、キハ100系列のディテールに興味を払うことができない私には)。2014年からは、キハ111-204・キハ112-204がかつて走っていたキハ38の登場時の塗装をまとっているくらいか。



とはいえ、何度かここに書いているように私にとっては「自宅から最寄りの非電化路線」であるという理由と、高麗川から寄居にかけては山地の裾を走るところに惹かれてか、秩父鉄道へ撮影に行くとき、あるいは上信電鉄や上毛電気鉄道を撮るのに高崎へ出る場合に利用することは少なくない。その場合も東武東上線と競合する小川町〜寄居ではなく、もっぱら、寄居〜高崎で乗る。けれど、東上線と競合する小川町〜寄居のほうがなにかとフォトジェニックで、この区間をうまく撮ることができないかと考えていた。

そう思って、この夏からは同区間でときおりカメラを向けている。



正確にいうと、キハ110形を撮るというよりも、「八高線を撮る」というところか。列車が画面内にあるほうが絵柄が締まるので画面に入れるけれど、被写体として好きなわけではない。これは、八高線の電化区間を走る205系電車や209系電車と同じ扱いだ。


ところが、じっさいに乗ってみるとキハ110形にはうならされることが多い。JR東日本みずからが「電車並みの加速性能を持つ」とほこるように、DMH17系列エンジンを積んでいたかつてのキハ30系列とはことなるダッシュにほれぼれする。寄居を出た高崎行き列車が先行して寄居を出発した秩父鉄道7800系電車に追いつき、追い越すのを見たことがある。八高線は用土に向けて勾配があるためにかなり加速することと、いっぽうの秩父鉄道秩父本線は桜沢の手前で曲線があるためにあまり加速できないからという線形のちがいがあるとはいえ。気動車が電車を追い越すところを見たことがないから。

そして、北藤岡から高崎までの高崎線との共用区間でも、行き交う電車の邪魔をしないためにかなりの加速を見せる。うーん。キハ100系列には乗っているぶんにはほんとうに驚かされるのだ。そのうち、被写体としても好きになるのだろうか。

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