2016年11月27日日曜日

【JR八高線PETIT撮影記事】キハ110のこと


JR八高線のうち、非電化区間である高麗川〜高崎を走るのはご存知のとおり、キハ100系気動車だ。キハ100系気動車はJR東日本の非電化区間各線で見られる。JR東日本の非電化路線での標準形式といってもいいだろう。このうち、八高線を走るのはキハ110、111、112形の200番台と呼ばれる車両だ。1993年に投入が開始され、1996年からはこのキハ100系列に統一された。それ以来たいして大きな変化は見られない(少なくとも、キハ100系列のディテールに興味を払うことができない私には)。2014年からは、キハ111-204・キハ112-204がかつて走っていたキハ38の登場時の塗装をまとっているくらいか。

2016年11月26日土曜日

【秩父鉄道撮影記事】初雪の次の日


関東地方在住のみなさんはご存知のとおり、先日の関東地方は11月下旬というのに初雪に見舞われた。筆者が住む埼玉県南部はそれなりの積雪があった。鉄道従事者のみなさんは戦々恐々とされたであろうけれど、写真家である筆者は「遠くに行かないでも雪景色が撮影できる千載一遇のチャンス」とばかりに、自宅の近隣で撮影に勤しんだ。やっほう! と思いながら。

その積雪の翌日は快晴になった。そして、その日は金曜日の秩父鉄道SLパレオエクスプレス運行日だ。標高の高い秩父地方に行けばもしかして残雪と終わりの紅葉を組み合わせた絵が撮影できるのではないか。そうほくそ笑んで筆者は秩父へ向かった。東武東上線末端部分では日陰や畑に雪が残っていて、かなりホクホクしながら秩父に向かったというわけだ。

2016年11月20日日曜日

【秩父鉄道撮影記事】SLパレオエクスプレス、秋の秩父谷を行く


11月もいよいよ下旬になり、関東地方の紅葉も標高が高い場所では終りを迎えつつある。今年の紅葉は長かった秋の秋雨のせいか、寒暖差が大きいところに行かないと色づく前に枯れている印象がある。よく見ると葉が傷んでいるものが多いように思われた。

ともあれ、引いて紅葉のある風景としてみると首都圏各地ではいまが見頃だ。好天に恵まれた20日(日曜日)の秩父鉄道沿線は人出も多く、SLパレオエクスプレスの最混雑区間である寄居〜長瀞間は立席で乗車する姿さえ見られた。普通列車も都内の朝のラッシュアワーのような混雑ぶりだった。

2016年11月16日水曜日

【西武新宿線撮影記事】西武40000系電車40101編成、新宿線でも試運転開始!


今週に入り、西武40000系電車40101編成の本線試運転が新宿線系統でも行われている。どうやら新宿線と拝島線に入線しているようだ。自宅で仕事をしていたある日、なにげなくTwitterのタイムラインを眺めていてそのことを知り、自宅から遠くない新宿線の線路際に行き、私もその姿をねらってみた。まずは入間基地近くの直線区間で!

2016年11月14日月曜日

【西武池袋線撮影記事】「かつて『SEIBU KPP TRAIN』とよばれた電車」(the Train Formerly Known As SEIBU KPP TRAIN)


西武9000系電車9101編成は、今年の6月から車体を黄色ではなく、ピンク色にして走っている。6月から9月末までは例の「SEIBU KPP TRAIN」として、きゃりーぱみゅぱみゅデビュー5周年ラッピングが施されていた。その後は、きゃりーぱみゅぱみゅ関連のラッピングを剥がされても、車体色はピンク色のままだ。この電車が走ってくるのを見るたびに、私はなんとなく笑ってしまう。というのは、こんなにくっきりとしたピンク色の電車をほかにしらないから。でも、意外と違和感はない。

2016年11月13日日曜日

【秩父鉄道撮影記事】秋の日差しを浴びて、急行『秩父路』6003編成走る


河原で列車を待っていると、鳥のさえずりとせせらぎのほかには、ときおりそばの道路を走る車の音がするくらい。そこへ列車が車体を輝かせて橋梁を渡り始める。

長かった秋雨の日々が去り、比較的落ち着いた天候が続くようになった。おだやかな日差しに誘われて、私も秩父へ出かけた。もちろん、撮影をしなければいけない機材がある。そろそろ秋の写真を撮らないといけないなあ、と思っていたところでもあり、まずは標高が高い秩父市内より先をめざした。

2016年11月10日木曜日

【西武40000系撮影記事】40101編成本線試運転に遭遇



たまたま、とあるカメラが手元にある日のこと。まずは自宅近隣で試写をしてみるべく家から持ち出して、所沢まで来た。池袋線の下りプラットホームを見ると、4番線に見覚えのない電車が停車していた。

あれは40000系電車じゃんか。 


2016年11月9日水曜日

【ぼろフォト解決シリーズ:お仕事のご紹介】OLYMPUS PEN-F本発売開始!


【お仕事のご紹介です】
■Kindle電子書籍カメラ本最新刊はOLYMPUS PEN-F
 私も携わっているAmazonで販売中のKindle電子書籍『ぼろフォト解決シリーズ』最新刊が発売になりましたので、ご紹介します。

書名:『ぼろフォト解決シリーズ099 絞り優先で作品レベルの写真を撮る! OLYMPUS PEN-F ビギナーズバイブル』
https://www.amazon.co.jp/dp/B01MSIRPL8/
著:秋山薫・楠田佳子・小山壯二・HARUKI・齋藤千歳
価格:880円
スペシャルサンクス:上川守/小出裕二/田島邦洋(敬称略)

■内容のご紹介
 本書はOLYMPUS PEN-Fを手に入れた(あるいは手に入れようと考えている)ユーザーが、「絞り優先AEを使ってひととおり撮れるように」という趣旨で解説した電子書籍です。状況ごとに露出モードを変えて撮るというのでももちろんかまいませんが、絞り優先AEでもシャッター優先AE的に撮ることは可能です。「どういう状況で露出モードを変えればいいのかわからない」と悩む真面目なユーザーが多いのが日本のカメラユーザーの特徴のように見受けられますが、そこを「絞り優先AEでなんとかできる」ことがわかれば、カメラの扱い方(というよりも、写真の撮り方)についての理解が深まるはずです。もちろん、ハイレゾショットやライブコンポジットといった機能の使い方も作例つきで解説しています。また、撮影時のワークフローや基本的な構図の解説、レンズのレビューも掲載しています。グラビアには、HARUKIさんと楠田佳子さんの作品を掲載しました。素敵な写真をご覧いただけます。

2016年11月7日月曜日

【秩父鉄道2010年1月】日没後に秩鉄リバイバルカラー1002編成を待ち構えて


先日、少し古い映画を見ていた。すると登場人物が通勤電車に乗るシーンがあり、薄緑色の内装と青いシート、ドアコック表示があって、硬いコイルばね台車が車体を揺らすのを見ていて、そういえばこういう電車が昭和の通勤電車の典型だったし、もはや地方都市の限られた路線でしか見られないのだな、と改めて思っていた。

4扉ロングシートの国鉄型通勤電車のことを私たちよりずいぶん前の世代は「ゲタ電」と呼んだそうだけど、気軽に乗ることができる乗り物として日常的でありふれた存在すぎて、私には東京近郊から彼らが姿を消す頃まできちんと趣味の対象として見ることができなかった。日常的でありふれたものを趣味の対象にするのは、かなり高度な頭の体操だ。というのは、趣味とは仕事からはなれて純粋な自分だけの楽しみとして行うからこそ息抜きになる。そうなると非日常であるからこそ、かんたんに気分の転換にもなりやすい。だから、大抵の写真趣味人の被写体になるものはしばしば、自宅から離れたところにあるものなのだろう。

そう思えば、秩父鉄道1000系電車は私には非日常の存在であるからこそ、趣味の対象になったのかもしれない。

さて、その秩父鉄道1000系電車が7000系・7500系電車に置き換えられ始めたころ。2009年5月から秩鉄リバイバルカラーとして、1002編成が小豆とはだ色のツートンカラーをまとって走り始めてから、秩父鉄道には足繁く通った。

2016年11月3日木曜日

【入間航空祭2016】消えていくもの


毎年、11月3日は航空自衛隊入間基地の「入間航空祭」の行われる日だ。いや……「文化の日」という祝日であることはもちろん知っている。子どもの頃から西武鉄道沿線に住んでいる私にはどうしても「航空祭の日」という気持ちになることが多い。いまはまた、基地のある町の近隣に住んでいるから、事前の訓練飛行も目にしているのでなおさら、「11月3日は航空祭の日」という気分になる。

そのくせ、よく考えてみると一昨年と昨年はブルーインパルスが飛ぶようすを見ていなかった。一昨年も昨年も、朝いちばんに飛ぶYS-11FCだけ見て(もちろん撮って)から、撮影やら仕事の打ち合わせに出かけてしまったのだった。

そこで、今年はひさしぶりに午後のブルーインパルスの飛行を見ることにした。そして、前日の予行演習まで見に行っちゃった。

2016年11月1日火曜日

【カメラ関連記事】35mm判換算「28mm相当レンズ」のこと


35mm判換算28mmというのは、いまとなってはめずらしくもない焦点距離だ。だが、むかしから「広角レンズの代表的な焦点距離」とされている。デジタルカメラのキットレンズの標準ズームは広角端にも28mm相当になるものが多い。

むかしのベテランであれば、50mm標準レンズのつぎに入手するのは広角レンズならば28mmだったろう。ズームレンズが主流になった1990年代にも、50mmレンズと28mmレンズは単焦点レンズでも用意されていることが多かったのは、根強い人気があるからなのだろう。そのためか、いまでも各社には28mm相当になるレンズが各種用意されている。

28mmの焦点距離はうまく使うと広角レンズらしい遠近感の強調をえることができ、けれどくせの強さをそう感じさせない。というところに人気の秘訣があるのではないか。じっさい、28mmより広くなると上手な使いこなしはむずかしくなるように思える。画面の四隅をよく観察しないと、意図しないものを画面内に写し込んでしまうからだ。