2017年1月31日火曜日

【ぼろフォト解決シリーズ】『Panasonic LUMIX G8脱・初心者マニュアル』発売開始しました!


【お仕事のご紹介です】
Amazonで販売している私も関係しているKindle電子書籍『ぼろフォト解決シリーズ』最新刊では、Panasonic LUMIX DMC-G8(以下、G8と略)を取り上げました。対応レンズ使用時にボディとレンズの双方で手ぶれ補正を行う「Dual I.S.2」を備えた、防塵防滴ボディのマイクロフォーサーズ「フィールド一眼」です。

『ぼろフォト解決シリーズ102 絞り優先オートをマスターしもっとカメラを楽しむ Panasonic LUMIX G8 脱・初心者マニュアル』
■著:秋山薫・小山壯二・齋藤千歳
■編:秋山薫・齋藤千歳
■価格:780円



パレオもたくさん撮りましたよ!

■G8はこんなカメラ
 G8はローパスフィルターレスの16M Live MOSセンサーを用いたLUMIX Gシリーズマイクロフォーサーズレンズ交換式カメラ最新機種です。ほどよいボディサイズにしっかりしたグリップがあり、望遠ズームレンズと組み合わせても快適に撮影ができます。防塵防滴仕様とあいまって、さまざまな撮影で頼もしく使えます。ボディ内に手ぶれ補正機構を備え、対応レンズと組み合わせるとレンズ側の手ぶれ補正機構と組み合わされた5段分補正効果+5軸補正を行う「Dual. I.S.2」として働きます。LUMIX自慢の4K Photo機能(30fpsのMP4動画を撮影し、撮影後にJPEG形式ファイルに切り出す機能)には、ボディのタッチ操作でかんたんに複数枚を合成して被写界深度を深くしたカットに仕上げることができる「フォーカス合成」も加わりました。

フォーカスセレクトを使ってみました

■G8のAFにはほんとうにびっくり
 そしてなによりも、AF追従性能が大きくアップしていることは見逃せません。空間認識技術と画像処理エンジンの性能向上、イメージセンサーの読み出し高速化により約6コマ/秒のAF追従撮影が可能ですが、AF精度そのものが大きく向上しています。「AF追従感度設定」もメニューに設けられています。「コントラストAFでもこんなに動く被写体を撮れるのか!」と筆者は舌を巻きました。航空機や列車をAF.Cで撮影してみてその動体への追従ぶりに驚かされたのです。コントラストAFでもここまでピントが合うようにできるのですね。この空間認識技術もLUMIXのひとつの目玉機能でしょう。

LUMIX G X VARIO 35-100mm / F2.8 / POWER O.I.S.でジャスピン

■シャッター音もけっこういい感じ
 私がG8で気に入ったのは、シャッター音とその衝撃の少なさにもあります。電磁駆動方式メカニカルシャッターを採用してG7比1/10の低衝撃になったとか。ボディ内手ぶれ補正機能とあいまって、ぶれにくい印象です。グリップがしっかりしていることから、望遠ズームレンズを用いてもよりぶれにくいカメラになっているように思えます。シャッター音はGX7 Mark IIともことなりますが、残響音の少ないとても品のいい音です。望遠レンズを多用するならG8を選ぶという選択肢もあると思います。

LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.
◼本書はこんな本
 こうしたG8を総機能の一覧を網羅するのではなく、「絞り優先AEでひととおり撮影する」という切り口で解説しているのが本書の特徴です。また、各種4K Photo機能の操作手順の解説のほか、LEICAレンズやLUMIX G Xレンズを用いた交換レンズのレビューページもあります。LEICAレンズはぼけの立体感の描写が美しく、また、LUMIX G Xレンズの解像感にもうっとりしました。お手にとっていただければ、みなさんのなにかしらのお役に立てるものと自負しています。

「4K連写(S/S)」で音声記録もしてゴキゲンです

◼780円で発売中!
 全190ページのボリュームたっぷりな一冊ですが、780円とお買い求めやすい価格なのも特徴です。どんなにページ数が増えても電子書籍ですので、場所をとらないのもミソ。(ご購入いただいても紙の本が送られてくるわけではありません。ご注意ください)。スマートフォンから撮影現場で操作方法を探すこともできますね。Kindle Unlimitedによる読み放題にも対応しております。


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