2017年7月5日水曜日

【上毛電気鉄道2015年6月】2017年にあらためて、Nikon Dfのこと


■2017年になってもNikon Dfが好きだ
おととしのいまごろは、Nikon Dfを使わせてもらい、上毛電気鉄道を撮っていた。そのときの写真はKindle電子書籍の『ぼろフォト解決シリーズ037 Nikon Dfで上毛電気鉄道を撮る! しみじみ鉄道写真家・秋山薫編』『ぼろフォト解決シリーズ060 Nikon Df 脱・初心者マニュアル』にまとめた。

その後も、ありがたいことにいろいろなカメラを使わせてもらっているのだが……Nikon Dfはやはりいいなあ、と思い出す。





■好きなカメラはいーっぱいあるから!
私はどんなカメラでも使っているうちにたいていは好きになるし、自分なりの使いこなし方を見つけて、最終的にはなじむこと、あるいは自分になじませることができると思っている。カメラは私には仕事道具だし、業務ユーザーのはしくれだもの。

だから、好きなカメラはたくさんある。こう書くとなんだか、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』で諸星あたるが夢から目覚める方法を教わったときに答えたセリフ「だいじょうぶ。おにいちゃん、好きな人いーっぱいいるから!」というのを思い出す。

■それでもなおDfが好きなんだよなあ
それでもなお、強く印象に残る機材というものはやはりある。そのうちのひとつがNikon Dfだ。周期的にDfがほしい気持ちにかられるのだ。2年前に試用したすぐあとにD7200も試用し、じっさいに購入したのはD7200。

D7200はもう私にとっては愛玩の対象ではなく、もっぱら実用的な仕事道具だ。だからあのときにDfではなく、D7200を入手したことはまったく後悔していない。

それでもなお、2017年7月になってもDfがいいなあ! ほしいなあ! と思うのは、Dfは私にとって「これで趣味の写真を撮りたい」と思わせるカメラだから。

■ほかに代わるものがないから
その後に出た機種の絵作りや操作メニュー、機能も知っているし、そうしてみるとDfは機能的にはやや古びてきているとも思うのに。それでもこのDfがいいなあ! と思わせるのは、Dfで撮った写真に自分が気に入っているものがあるから、ということなのだろう。

D4と同等の撮像素子を用いた35ミリフルサイズで高感度に強いところはいまでも魅力的だ。いや、もっと正直にいうと、なんといっても、あのデザインとダイヤル式の操作系がいいの。いまでもなおほかに代わるものがないから。

【撮影データ】
Nikon Df/AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (Special Edition), AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR, AI AF Nikkor 300mm F4 ED/RAW/Adobe Photoshop CC(RAW現像)

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