2017年7月12日水曜日

【上信電鉄PETIT撮影記事】烏川橋梁ふたたび


■思い立ったら「いざ高崎」
先日、午後遅くにふと思い立って高崎まで出て、上信電鉄の電車に揺られた。もう遅い時間だったので佐野のわたしで降りて駅からすぐの佐野橋から烏川橋梁を渡る電車を見ていた。このところどうも「遠くに行きたい」気分が強い……いつもそうか。そして、「2両編成の電車がトコトコと走るようす」をどうしても見たくなったのだ。

■いつも同じアングルで撮っているのだが
このアングルで自分は何度も撮っているので、ほかのアングルを試そうとしたのだけれど……烏川の護岸工事で設けられていた仮設橋が撤去され、長靴がないと河原に降りるのはためらわれた。根小屋側に歩いてみたものの、新たに設けられた護岸にフェンスができるなど、「根小屋のカーブ」あたりもだんだんいままでのようには撮りづらくなりつつある。そこで、けっきょくは自分にとっていちばんシンプルな画面にできる佐野橋からのシルエットにした。ほかの絵のバリエーションも増やさなくちゃ、と思う。

それでもこのアングルでついつい画面構成をしてしまうのは、列車の背後の空模様をうまく画面にいかしたいからだ。そして、列車を待つあいだの空模様の変化を見ているのが楽しい。


■長靴持参で行くべきか
そういうわけで、いつものように橋の上に寝そべってできるだけローアングルになるように試みている。できれば、橋脚自体も空に抜けるように撮りたい。そうなると、こんどは長靴持参で行かなくちゃ。ただなあ。水量が多い時期に日没後に駅に戻るのに、カメラ機材を持って川を渡るのはあぶないからなあ。

【撮影データ】
Nikon D7200/AI Nikkor 20mm f/2.8S/RAW/Adobe Photoshop CC